マイホームを探すときに、多くの人がまず最初に考えることは「自分たちはどのエリア・どの沿線に住みたいのか」ということだと思います。住みたいと思うエリアがある程度決まってから物件を探し始める人もいれば、インターネットで物件情報を吟味しながらエリアを絞っていくという人もいます。
今回は、この「住むエリア」の選びかた・考え方について、お話したいと思います。
エリアの決め方がいまいちわからないという人もいると思いますので、参考になればと思います。
この記事はこんな人におすすめです。
・これからマイホームを探し始めようという人
・何を基準に住むエリアを決めればいいかイマイチわからないという人
■今住んでいるエリアで探す
マイホーム購入においては、「今現在住んでいる市区町村の中で購入をする」という人の割合が多いというデータが出ています。要するに、賃貸などで一定期間住み慣れた環境の中で探す人が多いということなんですね。子どものいる家庭では、学区の関係などもあるかもしれません。
近隣の買物施設や公共施設などの住環境や、朝の電車の混み具合などをあらかじめ把握できているのは大きいですよね。
今実際に住んでいて「住みやすい」と思える環境であれば、安心して新居を探すことができますし、まさに理にかなっていると言えます。
■地元に近いエリアで探す
地元やその周辺のエリアで探す人も多い印象があります。生まれ育ったことから思い出も多く、落ち着いて過ごすことのできる特別な環境ともいえるでしょう。
実家が近ければ、なにかあったときにお互いに行き来がしやすいというのも大きなメリットの一つだと思います。
■通勤・通学に便のいいエリアで探す
仕事や学校へのアクセスを重視して、住むエリアを決めるという方法もあります。それまで知らなかった環境に身を移すことになったとしても、そこでは新しい出会いが生まれて、いい意味で刺激が多いと思います。
物件を探すうえでは、自分自身で実際に街を歩いてみたり、不動産屋さんでそのエリアに詳しい人の話を聞くなどして、色々調べながら決めていくことをおすすめします。
■リセールバリューを考えて、エリアを決める
不動産を資産として考える人は、リセールバリューを意識してエリアを決めるという方法もあります。
将来的にも需要の見込める沿線・地域の物件情報をリサーチし、予算に見合う物件があれば、見学していくという探し方です。「住みたい街ランキング」など、定期的に発信される情報を参考にするのも面白いかもしれません。こうした探し方はライバルも多いかもしれませんが、色々な人気エリアを知るきっかけにもなって、プラスに働くことも多いと思います。
■ライフスタイルに合う環境を探す
近所の大きな公園で散歩を楽しみたい、海の近くに住んでみたい、郊外で畑を耕して自給自足をしたい、など。仕事以外のライフスタイルを優先した住まいのエリアの決め方もあります。
特にコロナ禍になってからは、リモートワークが急速に普及した影響もあり、それまで全くゆかりのなかった遠方の土地へ移るという人も増えてきています。
こうした「自分ファースト」なマイホーム探しも、ワクワクしますよね。
まとめ
〇自分が「ここに住みたい」と思う気持ちを大切に。
今回はマイホーム探しをする上でのエリアの決め方・考え方をいくつかご紹介しましたが、どれが正解ということはありません。いちばん大切なのは、自分自身が住みたいと思える環境を選ぶことです。
ここ数年だけでも、日常生活に大きな変化がありました。また、これから先、わたしたちの生活がどうなっていくかは誰にもわかりません。
ちなみに筆者は二つ目に挙げた「地元の近くに住む」を選択しました。懐かしい景色の中で、ときには大人という生き方の難しさを感じながらも、愛するわが子の笑顔に支えられながら、なんだかんだで楽しく過ごせていると思います。
いずれの選択をしたとしても、住めば都というように、きっと後悔のない将来が待っていると思います。楽に考えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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