家を買うことで起きる人生の変化

マイホーム購入

憧れのマイホーム購入。

”人生で一番大きな買い物”と言われることも多い、本当に大きな出来事ですが、マイホームを購入すると、その後の生活にいろいろな変化が起こるとよく言われます。

筆者もマンション、戸建とこれまで二度のマイホーム購入を経験していますが、私自身の体験も含めて、今回は「マイホーム購入によって起きる変化」についてご紹介したいと思います。

生活にハリが出る

まずひとつ目の変化は、ズバリ「生活にハリが出る」ということです。

家は「朝目覚めて、夜眠りにつく」という、1日の始まりと終わりを迎える、まさに生活の基盤となる空間です。

自分の理想の空間を求めていろいろな物件を比較、検討した結果、購入という大きな決断し、晴れてオーナーとなったときの心境は、やはり特別なものです。

私の場合は、それまではダラダラしがちだった朝の出勤前の時間が、マイホーム購入を機に、自分でも驚くほどに規則正しくルーティン化できたことや、夜も外食やコンビニ弁当を選ぶことが減り、帰ってからの自炊を楽しめるようになったりと、生活サイクルの質が向上しました。

もちろん賃貸でも、引っ越した時には同じような感覚はあると思います。

ただ、マイホームは、人によっては、自分自身の判断次第でそこで一生涯を過ごしていく選択もできるということにもなりますので、色々な意味での覚悟が大きい分、日々の生活スタイルにもポジティブな影響が出やすいと言えるでしょう。

家に帰った時の安堵感が増す

動物の本能的な部分で、『帰ってこられる巣を作ることで、暮らしの環境を整える』という習性は、少なからず人間誰しもが持つと言われますが、マイホームになると、一段と心から落ち着くことができるという人が多いようです。

たとえば一日の仕事を終えて、うまくいった日やいいことがあった日は、我が家に帰ったあと、その疲れすらも心地よく感じられることも、マイホーム購入によって起きる変化の一つです。

逆に、思うようにいかなかった日でも、家路につくと少し気持ちに切り替えができ、家に帰って一旦落ち着けば、すり減った気持ちを充電することもできます。

仕事に対する責任感が強くなる

住宅ローンを利用する現役世代を中心によく聞かれるのが、マイホーム購入をきっかけに、仕事に対する責任感が一層強くなるというものです。

何百、何千万円という大きな金額のやりとりを当事者として経験することで、自分の力で稼いでいくことへの意識が強まり、仕事に対する取り組み方も変化が出ることが多く見られます。

これが収入アップに繋がれば、まさに結果オーライですよね♪

住まいの空間をよく考えるようになる

マイホーム購入と同時に家具家電も一新するという人も多いですが、私もその一人でした。

家具の配置や配色が自分好みになると、気分も上がりますよね。

そして、住んでいく中で生活スタイルが固まっていくとともに、また少しずつ微調整して、住まいの空間を完成させていく…。

この過程が私はすごく楽しくてワクワクしましたし、理想の住まいを創っていくとともに精神的にも安定していくように感じました。

これも、マイホームの大きな醍醐味だと思います。

無駄な出費が減る

人生で一番大きな買い物を経験することで、その後の買物習慣にもある影響が出ます。

それは、無駄遣いが以前よりも減るということです。

私の場合は、住宅ローンという、これまで背負うことのなかった大きな借金の存在が、自分の中で日々気になったこともあり、少しまとまった貯金ができたらその都度繰上げ返済をしていくようになりました。

優先順位を住宅ローンの繰上げ返済に定めて、注力していった結果(ちょうど仕事も忙しくて遊んだりする暇もなかなかなかったこともあり)、余計な出費が減りました。

私の例だけではありません。

マイホーム購入までは、Amazonや楽天市場でこまごまとしたショッピングをすることが、ある種のストレス解消になっていたという友人が、マイホーム購入という、とても大きな買い物をきっかけに、それまでの”買物欲”が弱くなったという話をよく聞きます。

家計の最適化(無駄を省いた家計管理)という意味でも、プラスの影響があると言えますね。

近隣の不動産情報に敏感になる

最後にご紹介するのが、近隣の不動産情報に敏感に反応するようになるというものです。

これも、多くの人に同じ傾向が見られますが、自宅のポストに投函される近隣で売出し中の物件の告知チラシなどは、みなさん無意識のうちにチェックしてしまうようです。

「近所でどのような物件が売り出されているのか、今の市場だと、どのくらいの価格で動いているのか」ということは、気になりますよね。

私もこれ、結構やります。(笑)

自分が住んでいる地域の相場が上がっていたりすると素直に嬉しいですよね。

自分の住む街を応援したいという気持ちを持つと、たとえば近所に新しく飲食のお店がオープンしたりするとちょっと覗いてみたくなったりと、地域全体に興味が持てるようになります。
ちょっと大げさな言い方ですが、人生のひとつの彩りにもなるような気がしています。

そして、そんなふうに多くの人が自分に住む街に興味を持っていれば、それが良いまちづくりにも繋がると思っています。

以上が、「家を買うと起きること」でした。

ここには挙げられていない、みなさんにも起こった特別な変化があったら、ぜひ教えていただきたいです(^-^)

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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