購入か、賃貸か。

マイホーム購入

こんにちは。

テレビやYouTubeなどのメディアでよく取り上げられているのが、「賃貸派vs持ち家派」論争ですよね。
最近では有名人の方が「家は買うべきではない、賃貸にするべき。」とか、「家(特に新築)は買った瞬間に価値が半分くらいになるんだから、住宅ローンなんか組んだらただの負債になってしまう」という“賃貸派“の発言がクローズアップされがちのため、皆さんもなんとなく「へー、そうなのかー」と感じてしまう方も多いと思います。

ですが、実際に不動産業界に10年以上身を置いている立場から、客観的にこういった議論に意見するとしたら、、、
「正直、どっちが正しいというものはない。」です。
言い換えれば、「賃貸にしても持ち家にしても、その人の選択が正しい。」ということです。

何が言いたいかというと、
結局は人それぞれの価値観次第だと私は思います。

賃貸に住みたい人は賃貸に住めばいいと思うし、購入したい人は購入すればいい。これは本当に個人の価値観に基づく選択であるべきであって、どちらが正しいなどと他人が判断できるものではないと私は思います。

よく「新築物件は買った瞬間に価値が下がる」という意見を耳にしますが、これについても鵜呑みにはしないほうがよいでしょう。

たとえば、新築当時4,000万円で分譲されたマンションが、新築から15年が経過して、分譲時の金額よりも高い4,500万円で売れたというようなケースはザラにあります。

私自身はというと、新卒で今の会社に入社後、3年目・24歳のときに中古マンションを購入し、それ以降現在に至るまで「持ち家暮らし」です。
その間、結婚や子どもの誕生などの家族構成の変化に伴い、中古戸建てへの住み替えも経験しました。
逆に、賃貸に住んだ経験といえば、付き合っていた彼女(今の奥さん)の勤め先であてがわれた社宅に私も転がり込んでいた、ほんの一時期に限られます。

そういう意味では、私の中ではこれまで、どちらかといえば“持ち家“での生活が主流になりますが、からといって賃貸を否定するつもりもありません。
ライフスタイルやライフプランの変化に柔軟に対応できる賃貸のメリットは大きいと思いますし、
なにより住まいのことでトラブルが起きた際に、引っ越しという選択が取りやすいというのは安心ですよね。

一方で、それと同じくらい、持ち家にも良さがあります。
自分の気に入った地域・エリアに、自分の希望に合った間取りやデザインの一戸建てやマンションを購入することで、「自分が望めばそこに一生涯定住することができる」ということに、大きな安心を感じる方もやはり多いでしょう。
賃貸ほどの身軽さはないかもしれませんが、前述のとおり不動産価値は下がるどころか上がるケースも珍しくなく、急な事情で住み替えが必要になったというご相談を、仕事の中で多くいただいていますが、そのほとんどのお客様が売却や買い替えも問題なくできました。

「賃貸か購入か、どちらが良いのでしょう?」
今も仕事でお客さまからよく頂く質問です。
私はどちらも良さがある思います。
みなさんは、どちらが良いと思いますか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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