これまで何度かテーマに取り上げて記事を書いてきました、築34年木造一戸建の我が家。
敷地の一角にだいたい5坪前後(2.8m×6.4mくらい)のちょっとした庭があるのですが、5年前に購入したときの状態がこんな感じでした。↓
…まぁ、一言で言って“ドクダミ雑草ジャングル”だったわけで。
「鬱蒼(うっそう)」で画像検索したらこの画像が上位のほうに出てきそうな勢いですよね(^_^;)
引っ越し後、しばらくはこの状態で過ごしていましたが、夏場になると予想通り、虫の大量発生に遭い。。
長男がまだ赤ん坊だったこともあり、このままでは蚊の餌食になってしまうということで、妻と2人で家族会議を開くことになりました。
当時、建物のリフォーム費用分も住宅ローンに含めて購入しなければならないほどの金欠だった我々には、業者さんに外注して庭を整備しようという選択肢など毛頭なく、限られた予算の中で、自分たちでなんとかするしかなかったのですが、
「まったくの素人の自分たちが庭のDIYなんてできるのか・・・」
会議は行き詰るかと思われましたが、ここで私は、妻の意外な一面を見ることになりました。
バキバキ文系の妻ですが、おもむろに方眼紙を取り出すと庭の寸法を書き出し、
”ガーデニングゾーン”と“レンガ敷きゾーン”の大きく二つに分けて、センチメートル単位で計算し、庭の完成予想図をなんとすらすらと作製し始めたのです。
私「・・す、スゲエ(; ・`д・´)」
実は妻の実家(群馬県)の庭も、その昔、妻のお父さんがDIYしたことがあったようで、その時の記憶が妻の中で活かされていたようです。
こうして方向性が決まったお庭改造計画。
計画の構成は概ね、
ステップ1 既存の庭の解体
↓
ステップ2 整地(地面を平らに)
↓
ステップ3 レンガ積み
のスリーステップでした。
「ステップ1 既存の庭の解体」では、まず雑草をすべて抜き取りました。何袋のごみ袋を要したでしょう。
そのあと、木の伐採と庭石処分をしたのですが、この二つが難関でした。
引っ越し当時の我が家の庭には通称・モリゾー、キッコロという二つの中木(中くらいの木)があったのですが、思いのほか根っこが深く…なかなか抜ききれない。
木の伐採の際は、庭づくりの経験者である妻のお父さんに群馬から出張してもらい、大人が数名で支えながら切り倒しました。
そのあと、深くまで張った根っこをひたすらノコギリで地道に切っては引っ張ってを繰り返し、なんとか抜根しました!
飛び石や三波石など、広くもない庭に絶妙に敷かれていた庭石たちは、通常のごみの日に出すこともできないので、業者さんを手配して、まとめて持って行ってもらいました。
こうして更地にしたところで、続いての「ステップ2 整地(地面を平らに)」に移りました。
お庭改造計画の司令塔である妻が、ここでも意外な一面を見せてくれました。
ホームセンターで仕入れた水平器と、トンボ、クワなどを駆使しながら、丁寧に地面をみるみる平らにしてくれました。
普段は割と慎重派の妻の驚くほどの行動力を前に、ここでも私はただただ感心して見ておりました。
私「・・す、スゲエ(; ・`д・´)」(二回目)
そして最後の「ステップ3 レンガ積み」。
まずはホームセンター・オリンピックで、当時1個120〜130円くらいのレンガを二色、大量購入しました。
結果的に、トータル500個以上使用したのですが、大体オリンピック一店舗に置かれているレンガは通常50個前後だったため、お庭改造計画期間中は、近所3店舗のオリンピックのレンガをほぼ毎週買い占めてましたね。
このステップまでくると、木も草も石もない、スッキリした地面に一つ一つレンガを敷き詰めていく作業は、とても楽しめました。
当時歩き始めたばかりの長男も手伝ってくれました。
そしてついに、、。
完成したお庭がコチラです!!
最初は、うまくできるのかという不安の方が大きかったのですが、取りかかってみれば、素人ながらもなんだかんだで楽しみながらDIYできましたし、家族の中でも良い思い出になりました(^^)
ちなみに、雑草の生命力は偉大で、敷き詰めたレンガの隙間から今も春先〜夏場は顔を出してきます。。
定期的に手入れしながら、またガーデニングゾーンには子どものリクエストでひまわりやら謎の種(?)やらを植えたりしながら、楽しんで過ごしています。
5年経過した現在の様子↓
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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