私の今住んでいる家は、築34年の木造一戸建てです。
6年前に購入して、内外装をリフォームしました。
外装は、外壁・屋根の塗装と玄関ドアの交換を行っただけですが、内装については、ほぼ全面的にリノベーション工事を実施しました。
今回は、私が中古住宅(戸建)をリノベーションした内容と、工事をしてみて感じたこと・思ったことを率直にお話したいと思います。
この記事はこんな人におすすめです。
・新築住宅を買うか、中古住宅を買うか迷っている人
・中古住宅のリフォームがどういうものなのか、イメージがわかないという人
まず、わが家の建物の概要を簡単にお伝えします。
■場所:都内
■築年:1989年3月築(築34年)
■構造:木造二階建て
■土地:109平米 建物:110平米
■間取り:4LDK(1階にLDK+和室+水回り、2階に洋室3部屋)
次に、工事を依頼した会社についてですが、仕事でも長くお付き合いさせていただいていて、お世話になっている浦和にあるリフォーム業者さんにお願いをしました。
続いて、内装の主なリノベーション内容は以下の通りです。
■LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の天井を約30センチほど上げる
■キッチンはL字型のキッチンを採用し、さらにキッチンカウンターを造作
■キッチンカウンター部分の天井にペンダントライトを設置できるように配電工事を実施
■フローリングは無垢材に張り替え
■玄関廊下のみ、壁面にも無垢フローリングを貼って木の温もりを感じられる雰囲気に変更
■全室クロス(壁紙)張替え
■浴室、トイレ、洗面台交換
■和室畳張替え、襖張替え
■洋室の2部屋にウォークインクローゼットを造作
■玄関タイル張替え、シューズボックス交換
ざっとですが、内容はだいたいこんな感じです。
やはり一番多くの時間を過ごすLDK部分は、いろいろ悩みながら決めました。
リフォーム業者さんから提案いただいて取り入れたのが、
「LDKの天井を約30センチ高くすること」
「L字型キッチン+キッチンカウンター造作」
この2点だったのですが、
これによってLDK全体の開放感が大きく増しましたし、キッチンもとても使いやすくなりました。
リフォーム業者さんって、年間多くの現場に携わっているので、その経験をもとにいただけるアドバイスはやはり的確で、まさに目から鱗でした。。感謝です。
リノベーション工事を進めるにあたって、意識したことは、「住みたい空間のイメージを最初に決める」ことでした。
たとえば、ネットで『おしゃれなリビング』と検索すれば、あらゆるテイストのリビング写真が沢山出てきます。そのなかで、家族の好みと合うイメージを決めておいて、リフォーム業者さんとの打ち合わせに臨みました。
玄関ドア、室内ドアなどの建具、床材、クロスの色合い、キッチンや浴室などの色味など、決めることの多いリノベーションですが、はじめにイメージを決めておくと、ある程度絞り込みもしやすくなりました。
リノベーション工事期間は約2ヶ月でした。職人さんの邪魔してはいけない…そう思いつつも、どうしても気になって3〜4回途中経過を見に行ってしまいました。笑
工事途中の現場の雰囲気、私結構好きなんですよね。
子供の頃、秘密基地を作ってよく遊んでいたのですが、基地を作ったり、改良したりしたときの記憶やわくわくする感覚が、リフォーム工事の現場に行くとふとよみがえるんですよね。
中古住宅を選んでよかった点
私は仕事柄、中古住宅を取り扱うことが多いので、自宅も中古を選んだのですが、私が思う中古住宅の良さを少しご紹介します。
◎新築を建てるのと比べると、圧倒的に安い
…単純に建物の金額が安いので、その分、立地や陽当たりなど、土地の条件が良いものを選べるという可能性が増えます。
◎使い潰す感覚で住むことができる
…購入時で、すでに築28年で、第一子が生まれたばかりのタイミングでした。いずれは第二子も、という考えもあったため、「子どもの成長とともに家の中はどんどん傷が増えていくだろう」とタカを括って、『もともと古い建物だし、使用傷は気にせず使い潰そう』というスローガンを打ち立てました。これが、新築の注文住宅となると、なかなか持てないマインドかなと思っています。(笑)
おかげで、今では子どもと家の中で平気でボール遊びもしますし、伸び伸び生活ができています。
◎家のアレンジ、カスタマイズなどのDIYも躊躇せずトライできる
…上で挙げた「使い潰す感覚」にも通じるものがありますが、壁面収納を新たに設置したり、好きな絵を額縁に入れて壁に穴を空けて飾ったりすることも、全く躊躇せずにできます。最近では、室内ドアの塗装もチャレンジしてみました。これも、新築の建物だと傷が気になったり、失敗したらどうしようと迷ったりしそうですが、中古住宅だとハードルが下がるような気がします。これからも自分好みにどんどんアレンジ、カスタムしていきたいと思っています。
◎平成初期の建物のつくりにはゆとりがある
…わが家は平成元年築なのですが、バブル期の建物ということもあり、この時期の建物って、サイズ感がぜいたくというか、間取りや廊下幅、収納スペースにゆとりがある建築が多いんです。わが家も、リノベーション前の建物内部の設備や仕様は古さしか感じませんでしたが、その土台となる空間が、私は気に入りました。こういう点も、中古住宅の良さだと思っています。
最後に、全体的な感想ですが、中古住宅リノベーションは、
「楽しい!」
「愛着が湧く!」
「住んだ後も落ち着く!」
「新築も憧れるけど予算的に厳しいなどの人におすすめ!」
です^_^
いつか、新築の注文住宅も経験してみたいけど、夢のまた夢かなぁ。。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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